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海外旅行はどんなトラブルが多い?最新・海外旅行保険事故データ
そろそろ夏休みの旅行の計画を立てて、ホテルや飛行機などの手配を始めている人も多いはず。
特に、海外旅行となると準備するものが多くて大変ですが、あれこれと旅の楽しみを想像しながらの旅支度は心が躍るものですね。
しかし、楽しいことのための準備だけでは不十分です。
ジェイアイ傷害火災保険株式会社がまとめた「2009 年度海外旅行保険事故データ」によれば、海外旅行保険契約者の2009 年度の事故発生率は3.03%と、1996 年に調査を開始して以来、過去最高値となっています。
事故発生率が上がったのは、海外旅行保険の補償の範囲が重大な事故だけでなく、携行品の盗難や破損の補償、搭乗便の遅延時の食事代など、偶然な事故を補償する「旅行事故緊急費用」のように幅広い範囲にまで及ぶようになったためでもあります。しかし、33人に1人が海外旅行で大小何らかのトラブルに遭っているのです。
海外旅行保険でどんなことに保険金が多く支払われているのかというと、最も多いのが「治療・救援者費用」(45.6%)、次いで「携行品損害」(35.3%)、 「旅行事故緊急費用」(13.4%)となっており、これら3項目の合計が全体の94.3%を占めています。
「治療・救援費用」は腹痛・風邪などの疾病やケガによる治療費用、入院した際に家族が現地に駆けつけるのにかかる渡航費用、日本や第三国までの医療搬送費用を補償するもので、前年比100.8%と、毎年最も支払いが多い補償項目です。
次いで多い「携行品損害」は携行品の盗難や破損の補償をするもの(前年比99.0%)。3番目に多い「旅行事故緊急費用」は搭乗便の出発遅延や航空会社に預けた荷物が現地に届かないなどの偶然な事故を補償するもの(前年比93.9%)です。
また、2009年度には、保険金の支払いが1,000万円を超えるケースが3件報告されています。
●支払い保険金:20,420,089円
●旅行先:ニュージーランド
●事故状況:吐き気・下痢を訴え受診。肝膿瘍・敗血症・腎不全と診断され30 日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。
●支払い保険金:10,700,688円
●旅行先:イタリア
●事故状況:バス乗車中に気分の悪さを訴え病院へ搬送。脳梗塞と診断され16 日間入院。医師が付き添い医療搬送。
●支払い保険金:10,672,124円
●旅行先:イタリア
●事故状況:自転車搭乗中に転倒。肋骨・鎖骨の骨折と診断され32 日間入院。医師が付き添い医療搬送。
どの事故状況も、自分には絶対起こらないと言い切れないものばかりです。
重大な事故や病気の場合、現地入院で1日あたり数10 万~100 万円程度の費用が必要になり、医療搬送費用や現地に家族が駆けつける救援者費用を加えると、治療・救援費用は、発生後すぐに数100万円に膨れ上がり、総額1,000万円を超えることもあるとのこと。
クレジットカードに付いている保険があるから・・・と思っても、補償額が低い場合があります。補償の内容をしっかりと確認して、海外旅行保険に併せて加入するのが安心です。